縁側の大きなサッシのガラスを頑丈なものに変えました

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昔から日本の家屋は、日の当たる「南側」を採光をつかさどる部分として利用してきました。これは、築100年を越える古民家でも、現代の最新技術をもって作られた高層マンションでも変わることはありません。日本は赤道よりもやや北寄りに国土が位置しており、その都合上太陽は南寄りの軌跡を描きながら天球を移動します。そのため、どうしても日本では、この南側かた太陽光が差し込むため、家作りにおいては家屋の南側に大きな採光用の窓を用意してきた模様です。
実際、我が家の作りも南側に縁側が続いている大きなリビングと、背が高くて透明度の高いロングタイプの窓を配置されています。日中、天気が良ければこの大きな窓から日光が差し込んでとても気持ちよい時間を過ごすことができるのです。

ですが、この大きな窓は裏を返すと「割れる面積が大きい」ということにもなってしまいます。今回はこの、いわばデメリット部分がモロに出た格好となりました。私たち夫婦の一人息子は、まだ生まれて1年という乳幼児なのですが、彼が手に持って遊んでいたヒーローの変身道具を、リビングの南にあった大きな窓ガラスに投げつけて割ってしまったのです。おそらく、割った時は夕方時で、彼の大好きなヒーローの番組が流れていたので、興奮して思わず手にしていた変身道具を投げてしまったのでしょう。正直、まだ乳幼児のやったことですので、そこまで叱ることはしませんでしたが、今後同じことを息子がしでかしたらと思うと、私も夫もこのままではとても安心することは出来ませんでした。

そこで、私たち夫婦は、縁側の大きな察しのガラスを、衝撃に強い種類の頑丈なものに変えることにしたのです。業者さんの説明によれば、赤ちゃんの力程度なら変身グッズを投げつけられてもおそらく割れないだろうとのことで、これで少しは安心できるかなと思っています。